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目標達成率を高めるためには、目標
達成を宣言すること
ロブ・ミントン
目標達成率を高めるのに有効な手段はないかものかと思い、長年にわたっていろいろな方法を試してきました。その中でも、特に際立って目標達成に役立った方法が1つあります。ここ2,3年間は、わたしのだけの秘密にしていた方法です。
この秘密を読んで、「そんなのとっくに知っているよ」とか「なんだそりゃ」と思われる方もいるでしょう。しかし、それは大きな間違いですよ。
わたしは常にこの方法を使い続けて、首尾一貫してすばらしい結果を出し続けてきたのですから。
普通の人はたいてい、新たな目標を設定するのに時間をかけてしまいますね。しかし、重要なのは、目標を設定することではなくて、目標を達成することなんですね。言い換えれば、目標達成に必要なことを実際にすることが重要なのです。では、どうすれば確実に目標を達成することができるのでしょうか?答えは次に書いてある通りです。
コミットメントすること(他者に対して約束
すること)
コミットメントするとは、自分の心の中だけで誓うことを言うのではありません。他者に対して明確な約束をすることをコミットメントすると言うんですね。ふつう我々というのは、他者に対して約束した事はできるだけ守ろうとするものですよね。残念なことに、自分の中だけで決めていた事は毎日のように破ってしまいます。しかし、誰か他者の前で約束したことを破ることはまずめったにありません。どういうことでしょうか。例を挙げて説明してみましょう。
例えばあなたが禁煙しようと考えているとしましょうか。さて「今日はタバコを吸わないぞ」と心の中で決めたとします。しかし、その日に何か嫌なことがあれば、タバコを吸ってしまっている自分にハッと気づくわけです。
ではシナリオ変更です。家族全員、友人全員、職場の同僚全員にタバコをやめることを伝えたとしましょう。その日に何か嫌なことがあってストレスを感じたとします、あなたはすぐにタバコを手にとって火をつけることができるでしょうか?
みんなに禁煙すると宣言してしまった今となっては、なかなか火をつけることはできませんよね?
有りがたい事に、わたしはこれまで一度も喫煙者だった経験はありません。しかしアルコールを断つのにこれとまったく同じ手段を使ったことがあります。アルコールをやめるぞと最終的に意思を固めた際、すべての人に伝えました。それによって、簡単に途中で断酒をあきらめるようなことはありませんでした。断酒すると紙にも書きました。
2つの理由から、わたしはコミットメントしようと思ったのです。
まず1つ目は、同じように断酒をしようと考えている人たちにとって、自分が手本を示そうと思ったためです。自分が先陣を切ることでいい影響を与えられると考えたわけです。
2つめの理由は、他人のためというよりは自分のためです。すべての人に言うことで自分の意志が固まると思ったからです。アルコールを断つとすべての人に宣言したのにもかかわらず、レストランでわたしが大きなバドライトのビールのボトルを手にしているところを見られたとしたら一体どう思われることでしょう?わたしは自分で宣言したことを破ってしまったことになりますね。
多くの人に言えば言うほど、意志は強固になります。
さて、ここでもう1つの例を挙げてみましょう。わたしの家族の友人の女性が、どうしてもやせたいと話していました。彼女はあるダイエットプログラムの永久会員になっているのだと言って、次のようにも言いました。
「なんであの会合にわざわざ出かけていかなければいけないのかしら――ただみんなの前で体重計に乗るだけなのに?」
そうです!
他者に対して約束を守っていることを示さなければならない状態は、極めて有効な目標達成のための戦略といえます。自分の心の中で決心したことに対しては、必死に守る気になれなかったりするものです。目標を決めるだけでは不十分です。なぜなら、それは自分の中だけの決意に他なりませんからね。行動を変えるためには、もう1つ何か思い切ったことをする必要があるんですね。
この方法を資産運用や投資に応用してみてはどうでしょうか?まったく同じ戦略を使ってみましょう。目標を設定し、できる限り多くの人に、達成目標が何であるかを伝えるのです。
例えば、あなたが今年、家賃収入を目的に3件の物件を購入すると決めたとしましょう。そうしたら、2006年12月31日までに3件の不動産を購入すると自分の知り合い全員に言うのです。
周囲の人に公言してしまえば、言動の一致を保つために一貫した行動を取らざるを得なくなります。この「〜せざるを得ない」の部分が肝心なのです。つまり目標を必ず達成させるような強制力がこのコミットメントという行為には含まれているわけですね。聞いたところによれば、われわれ人間には言動の一致を保とうとする性質があるそうです。
もしも、宣言したことを実際にできなければ、あなたは周囲の人から一貫性のない人間だと見られてしまいますね。われわれの社会では、一貫性に欠けることは、好ましくない性質として考えられています。言っていることとやっていることが違う人は、決断力がなく、支離滅裂で、不誠実な人間だと見なされるわけです。たいていのひとは、そんな風に思われないために何が何でも必死に言動の一致を守ろうとするのです。
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この記事を書かれたミントン氏は、もともとは会計業界で働くCPA(米公認会計士)でしたが、現在は不動産業へと転職されています。現在は、オハイオ州クリーブランドにあるザ・ホーム・セリング・チーム株式会社の代表を務めておられます。不動産の仲介業者として、作家としてコンサルタントとして成功されています。彼の著書について知りたい方は、下記サイトをご覧ください。 http://www.quitworksomeday.com
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